カテゴリー「ロースクール」の6件の記事

「弁護士ゼロ地域」解消記念シンポジウム

 明日,弁護士会館で,「弁護士ゼロ地域」解消記念シンポジウムが開催されます。

 私も,シンポジウムのコーディネーターとして参加予定です。これまでの弁護士過疎対策(公設事務所,法テラス)の歩みを振り返り,これからの弁護士過疎対策,司法アクセス改善のための方策について意見を交換するシンポジウムにしたいと思っています。

 お時間のある方は,ぜひご参加ください。

日時 2008年7月13日(日)13:30~16:30
場所 弁護士会館2階 講堂クレオ(会場地図)
    千代田区霞が関1-1-3
    地下鉄 霞ヶ関駅(B1-b出口)から徒歩1分
参加費 無料
内容 13:30~14:30 過疎地からの報告
   ・松本 三加 氏(弁護士 紋別ひまわり基金法律事務所初代所長)    
   ・曽我 紀厚 氏(弁護士 元鳥取ひまわり基金法律事務所所長)
   ・太田 晃弘 氏(弁護士 法テラス可児法律事務所所長)

   14:30~16:30 パネルディスカッション
   パネリスト
   ・熊坂 義裕 氏(宮古市長)
   ・菅原 郁夫 氏(名古屋大学大学院法学研究科教授)
   ・篁慶 一 氏(NHK青森放送局むつ報道室記者)
   ・太田 治夫 氏(弁護士 日弁連公設事務所・法律相談センター前副委員長)
   ・松本 三加 氏(弁護士)
   コーディネータ
   ・田岡直博(弁護士 元宮古ひまわり基金法律事務所所長) 
 
主催 日本弁護士連合会
問合せ先 日本弁護士連合会 業務部業務第二課
     (TEL:03-3580-9333)

http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/080713.html

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愛知大学法科大学院の入試問題に登場しました。

【問題1】 次の文書1は新聞記事の抜粋である。これを読んで以下の問いに答えなさい。
(A)筆者が最も主張したいと考えていることは何か。解答用紙3行以内で解答しなさい。
(B)上記Aで指摘した点について、あなた自身の考えを述べ、筆者とは異なった観点から論じなさい。このとき何処が筆者の観点と異なっているのかを明確にしてから論じなさい。
(配点75点)

文書1

(政態拝見) 司法制度改革 政治を変え民主主義深める
根本清樹(編集委員)

 愛知大学法科大学院の2007年度(B日程)の入試問題に登場しました。この記事は,私が宮古ひまわり基金法律事務所の所長をしているときに,「国民の司法を考える300人委員会」のシンポジウムで行った発言がもとになっています。記事を書かれたのは朝日新聞の根本さんです。当時はかなり反響を呼びましたが,まさか入試問題になるとは思っておらず,驚きました。

http://www.aichi-u.ac.jp/lawschool/images/07_b_s.pdf

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間部俊明「地域密着型法科大学院と弁護士過疎解消」法学セミナー638号(2008年2月号)

 先日,神奈川大学法科大学院で,「大量増員時代の生き方--弁護士過疎地のオンリーワン」と題して,講演とパネルディスカッションを行いましたが,その報告記事が法学セミナーに掲載されました。

 執筆してくださったのは,神奈川大学法科大学院の間部先生(弁護士,日弁連地域司法計画推進本部副本部長)です。

 当初,間部先生から依頼を受けたとき,「法科大学院」と「弁護士過疎解消」が上手くつながるのだろうかと不安でしたが,間部先生の適切な進行と,法科大学院委員長の阿部浩己先生(国際人権法で著名です。)のコメントに助けられ,エキサイティングな議論になりました。興味のある方は,記事をお読みいただければと思います。

神奈川大学大学院法務研究科講演「大量増員時代の生き方--弁護士過疎地のオンリーワン」
https://app.cocolog-nifty.com/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=21044316&blog_id=267799

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桜丘法律事務所 採用面接(新61期)

 桜丘法律事務所では,弁護士の採用面接を,1月26日(土),27日(日)に行います。対象は新61期司法修習生で,採用予定は1名です。ひまわり基金の公設事務所か,法テラスのスタッフ弁護士に就任する意思があることが条件です。熱意ある司法修習生の方々のご応募をお待ちしています。

 新61期の弁護士採用面接は2008年1月26日、27日の両日に行う予定です。新61期からの採用予定は1名。1年程度のトレーニングの後、事務所の選択に従って法テラス又はひまわり公設事務所のいずれかに赴任する意思のある方を採用します。

 面接を希望される方は2008年1月7日以降1月24日までに履歴書(電子メールアドレス必須)と志望理由書(書式自由)をお送り下さい。送付(送信)方法は、郵送、FAX、電子メールのいずれでも結構です。折り返しお出で頂く時刻を指定させていただきます。

 電子メール送信先アドレスishimaru@sakuragaoka.gr.jp 

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講演「公益的事務所経営論」

 2007年10月30日に大宮法科大学院の「法律事務所経営論」(久保利英明教授)で,お話をすることになりました。タイトルは,「公益的事務所」経営論です。

 一般に「公益性」と「収益性」は両立しないと考えられています。「公益性」=「非採算事件(刑事国選,民事扶助)」というイメージがあるからでしょう。私も,こうした非採算事件について「合理化」や「効率性」を持ち込むことはやめるべきだと思います。低所得者層であっても,司法サービスを受ける権利は保障されなければなりません。これは本来的に「公」に属する領域で,国が責任をもって行うべきことでしょう。

 しかし,他方で,「公益性」をそのような意味に限定して理解する必要はありません。たとえば,弁護士過疎地域に弁護士を派遣することは,公益的な業務です。そこでは,公益性は「リーガルアクセスを保障する」という意味で理解されています。弁護士過疎地域には,非採算事件に限らず,多くの需要が眠っています。法律事務所の経営を成り立たせるのは難しいことではありません。「公」に属する領域であっても,民間がサービスを提供できる部分もあるわけです。

 同じことは,都市型公設事務所についても言えます。全国各地に都市型公設事務所が誕生しています。非採算事件を中心に取り扱う事務所もあれば,刑事事件に比重を置く事務所もあり,さまざまなバリエーションがあります。しかし,非採算事件だけを取り扱う事務所の経営を成り立たせるのは,やはり難しいようです。何らかの意味で,他の法律事務所と差別化しなければなりません。

 差別化するひとつの方向は「専門性」でしょう。たとえば,刑事事件を専門に取り扱う,外国人・難民事件を専門に取り扱うなど,いろいろな方向が考えられると思います。専門性により,これまでリーガルアクセスが保障されていなかった領域を取り込むことができれば,経営を成り立たせることも不可能ではないと思います。都市型公設事務所には,こうしたフロンティアを切り開く役割が期待されているのではないでしょうか。

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神奈川大学大学院法務研究科講演「大量増員時代の生き方--弁護士過疎地のオンリーワン」

 神奈川大学大学院法務研究科の主催で,講演・パネルディスカッションをすることになりました。講演のタイトルは「大量増員時代の生き方--弁護士過疎地のオンリーワン」です。

 最近のロースクールの学生や司法修習生の間には,「弁護士になっても仕事がないのではないか」という不安が強いようです。たしかに都市部では,一般民事やクレサラなど「誰でもできる仕事」については,弁護士が飽和状態になっているように感じます。国選や法律相談の交替のメールを流すと,1分と経たないうちに「引き取ります」というメールが届きます。

 しかし,地方では,まだまだ弁護士が不足しています。法テラス1周年の一連の報道も,スタッフ弁護士の相談が2週間から1か月待ちであることを伝えていました。また,都市部でも,外国人事件や難民事件などは引き受ける弁護士が少ないため,一部の弁護士に集中しているのが現状です。こうしたリーガルアクセスが保障されていない地域や分野に,どのようにサービスを提供するか。その場合に,どのようにして採算を確保するか。これまでの弁護士のスタイルに代わる,新しい弁護士のスタイルが求められているように思います。

日時 2007年10月10日(水) 18:00~20:30
場所 神奈川大学 横浜キャンパス16号館地下1階視聴覚ホールB

1 講演  「大量増員時代の生き方 — 弁護士過疎地のオンリーワン」
  講師 田岡直博氏(前宮古ひまわり基金法律事務所所長)

2 パネルディスカッション  「弁護士過疎解消と地域密着型法科大学院の役割」
  パネリスト 田岡直博氏(第二東京弁護士会)
         阿部浩己氏(神奈川大学法務研究科委員長)
  パネリスト・進行役
         間部俊明氏(日弁連裁判官制度改革・地域司法計画推進本部副本部長,神奈川大学法務研究科教授 )

どなたでもご参加いただけます。学内・学外を問わず,興味のある方はぜひ,ご参加ください。

※ 「民法教員のタテマエ?」の吉永さんに,トラックバックのやり方を教えていただきました。

神奈川大学法科大学院
http://lawschool.kanagawa-u.ac.jp/news/07/kouen1010.html

Inokenblog
http://inokenblog.cocolog-nifty.com/inokenblog/2007/10/lecture_6c18.html

Matimulog
http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2007/10/event_7a6c.html

民法教員のタテマエ?
http://mimpo.jugem.jp/?eid=1143

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