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ニュース 奄美ひまわり基金法律事務所の二代目所長に大窪さんが就任

 奄美市の公設事務所「奄美ひまわり基金法律事務所」の所長が交代し、引き継ぎ式が24日、市内のホテルで開かれた。

 同事務所は、弁護士過疎地域の解消を目指し、2005年3月に開設された。初代所長の高橋広篤弁護士(32)が任期を終えて退任。5月から大窪和久弁護士(32)が所長に就任している。

 先週末,奄美ひまわり基金法律事務所の開所式に出席してきました。

 奄美ひまわり基金法律事務所は,平成17年3月に開設され,初代所長として高橋広篤さんが就任しました。奄美市(名瀬市)は,市民生活係の禧久さんを中心に多重債務問題に熱心に取り組んでいることで知られています。高橋さんは,市役所と連携して多重債務問題に数多く取り組んだ,と聞いています。今後は,弁護士偏在地域(※1)である静岡県掛川市で開業されるそうです。

 大窪さんは,今年の3月まで,北海道紋別市の紋別ひまわり基金法律事務所の三代目所長を務めてこられました。ひまわり基金法律事務所から,ひまわり基金法律事務所へ赴任したのは,大窪さんが初めてです。北海道から鹿児島まで約2100キロの大移動となりましたが,すでに奄美ひまわり基金法律事務所で,執務を開始しておられるそうです。引継式には,旭川弁護士会や紋別ひまわり基金法律事務所の先生方も出席しておられましたが,大窪さんの前任地で人望を勝ち得てきたことがうかがわれました。

 奄美には,法テラスと地元の弁護士をあわせて3人の弁護士がいますが,紋別に比べて事件数が格段に多く,弁護士が足りない状況にある,と聞いています。また,2009年からは被疑者国選弁護の対象事件が拡大され,裁判員制度も導入されるため,更に弁護士の負担が大きくなると予想されます。奄美群島への出張相談などの課題も残されています。任期中の課題は少なくありませんが,大窪さんであれば,前任地での経験を生かして,成し遂げてくれるだろうと確信しています。

 大窪さん,がんばってください。応援しています。

※1 日弁連は,弁護士が「弁護士過疎地域」とは言えないが,弁護士が人口に比べて少ない地域を「弁護士偏在地域」と呼んでいます。しかし,もともと「偏在」という言葉は,臨時司法制度調査会意見書が「弁護士の大都市偏在化」という文脈で用いたのが最初であり,「弁護士が少ない地域」を指す用語として用いるのは,あまり適切ではないように思います。

読売新聞の記事
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20080525-OYT8T00205.htm

Amami

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