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ニュース やまびこ基金法律事務所が開設

 日本弁護士連合会と東北弁護士会連合会、仙台弁護士会が連携し、弁護士過疎地域への赴任者を養成する都市型公設事務所「やまびこ基金法律事務所」(仙台市青葉区)を1日開設するのを前に、日弁連の平山正剛会長が31日、仙台市で記者会見し、「来年は裁判員制度や容疑者国選弁護人制度が始まり、弁護士需要が激増する。力を付けた若手弁護士が過疎地に定着してほしい」と述べた。

 3月31日,やまびこ基金法律事務所(宮城県仙台市)の開所式が開催され,私も参加して来ました。

 やまびこ基金法律事務所は,日弁連,東北弁護士会連合会,仙台弁護士会が支援して設立する法律事務所です。いわゆる「都市型公設事務所」としては,全国で11番目になります。また,昨年12月の臨時総会で決議された「弁護士偏在解消のための経済的支援」から援助を受けて設立された拠点事務所としては,全国初です。その意味で,日弁連にとっても大きな意味があります。

 所長に就任された泉山先生は,元仙台地裁の所長です。支援委員の弁護士のサポートを受けて,若手弁護士の指導にあたることになります。すでに宮城県登米市に独立開業予定の及川弁護士の入所が決まっており,今年9月以降,60期の司法修習生が複数名入所予定である,ということです。

 東北は多くの弁護士過疎地域を抱えており,19のひまわり基金法律事務所があります。ゼロワン地域は,仙台地裁登米支部だけですが,及川弁護士が独立開業されれば解消される予定です。しかし,弁護士が2人いれば十分というわけではありません。むつ簡裁(青森県むつ市),久慈簡裁(岩手県久慈市)など独立簡裁所在地を中心に,まだまだ弁護士が不足している地域はあります。また,青森地裁八戸支部,福島地裁会津若松支部,山形地裁鶴岡支部など,国選弁護の事件数に比べて弁護士が不足している地域もあります。ひまわり基金法律事務所の後任も養成しなければなりません。

 やまびこ基金法律事務所には大きな期待が寄せられています。今後,仙台弁護士会はじめ東北の弁護士会の支援を受けて,大きく発展されることを祈念しています。

河北新報の記事
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080401t13017.htm

毎日新聞の記事
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20080401ddlk04040297000c.html

共同通信の記事
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2008033101000605.html

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